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RE;PORT

勝手気ままに綴るのさ。主にハロプロとJ-POP。

【楽曲評を】2016年下半期ハロプロ楽曲個人的ベスト10 【カキナグル】

今年もブログが続かないヲタク、kacraです。

 

2016年もいよいよ終わりが近づいてきました。今年のハロプロを振り返ってみると、去年の新グループ結成ラッシュのインパクトが強すぎた分、いわゆる「新世代ハロプロ」の熟成に費やした感じがある印象です。ただ、その一方で加入や卒業は今年も多かったですね。特にアンジュルムカントリー・ガールズに関してはこの1年だけでそれぞれ1人卒業、2人加入*1という動きの激しいものになりました。モーニング娘。つばきファクトリーはそれぞれ新メンバーを加入して来年を迎えますし、何より℃-uteが来年6月をもって解散という大きなニュースも来てしまいました。今年の「熟成」が来年どのような形で花開いていくのか、楽しみでもあり不安でもあり…といったところです。

 

 

では、また来年…

 

 

 

ではなくて、

 

 

ハロプロ楽曲勝手に順位づけ&自己満コメント企画2016下半期バージョン

さて、その年のハロプロの楽曲をランク付けして純粋に楽しんでしまおうという神イベントこと「ハロプロ楽曲大賞」の今年のサイトが公開されましたね*2。となれば、私もこのブログを書かなくてはなりません。そう、もはや義務。

 

ハロプロ楽曲個人的ベスト10 下半期バージョン

 

今回も私の独断と偏見とその他もろもろで勝手にランクつけしてしまいます。

ハロプロ楽曲大賞のノミネートが「去年12月から今年11月まで」となっているので、ここでの「2016年下半期」とは「2016年6月1日~2016年11月30日」までの期間にCD、配信等で「発売」されたものから…ということになります。つまり、今年特に多かった「ライブでしか聞けない未CD化曲」はここにはノミネートされないことになります。このハロプロ楽曲大賞のノミネート基準を参考に、個人的な下半期のハロプロ楽曲ベスト10を考えました。

 

 

では、10位から6位まで一気に見ていきましょう。

 

 

 

10位「バッチ来い青春!」/ こぶしファクトリー

(2016年7月27日発売シングル  作詞:イイジマケン 作曲・イイジマケン、炭竃智弘 編曲:gaokalab)

 

9位「スタート」/ チャオ ベッラ チンクエッティ  

(2016年8月3日発売 アルバム「Alive 4U!!!!」収録  作詞、作曲:中島卓偉*3

 

8位「Singing ~あの頃のように~」/ ℃-ute

(2016年11月2日発売シングル  作詞、作曲:つんく 編曲:平田祥一郎

 

7位「辛夷の花」/ こぶしファクトリー

(2016年11月30日発売アルバム「辛夷其の壱」収録  作詞、作曲、編曲:星部ショウ)

 

6位「歯をくいしばれっ!」/ 吉川友

(2016年6月1日発売シングル  作詞、作曲:大森靖子 編曲・サクライケンタ)

 

…いや、本来ならば℃-uteの2曲はもっと上位でもいいはずなんだが…と今でも思ってしまうのですがね…。10位はこぶし流の力強い歌い方がメンバーそれぞれの中ですっかり馴染んできたタイミングで発表されたファンクナンバー。シンセが中心のファンクってのはアップフロントでは相当新鮮な感じでは?9位はポッシボー時代から歌い継がれる中島卓偉作詞曲。ストレートなメッセージがとにかく熱いのです。8位はつんく♂が心を込めて作った「賛歌」。初めて聞いて泣いてしまったのはここだけの話にしたいのですが、同じようなヲタクさん多数のようです。7位はメジャーデビューから全シングルにかかわっている星部ショウがこぶしファクトリーへの想いをぶつけたミディアムバラードナンバー。特徴的な歌い方から始まるAメロから力強さの具合が程よくなったサビまで一気に聞かせてくれます。6位はきっかの「歌の面白さ」が存分に発揮された大森靖子による楽曲。ハマり具合が最高でまだ聞いていない方は聞いて損なしと心から言える、ハロプロ周辺ではとてもめずらしい作品です。

 

それでは続いて5位から1位まで、適当に、そして無駄に長い解説…を見たくない方が大多数というか全員だと思いますがそんな自己満を付け加えて発表していきます。*4

 

 

 

5位「忘れてあげる」/ アンジュルム

(2016年10月19日発売シングル  作詞、作曲:近藤薫 編曲・浜田ピエール裕介)

 ◎すべてのメンバーに聴きどころがある、ハロプロの王道を行く歌謡曲系ポップス。特にあの2人の存在感は心をつかんで離さない。

「泣く子も黙る」強さを身に着けた今年のアンジュルム。その中でひときわ新鮮な印象を残したのがこの曲。彼との決別を図るために「私のほうから忘れてあげる」と歌うドラマティックさは、昨今のハロプロ(ましてや非つんく♂曲)にしてはかなり新鮮であり、また「アンジュルムがすでにハロプロではそういうポジションになっている」事を痛感させられる。肝心の歌の出来はすべてのメンバーが期待を裏切らない堂々たる出来。特に室田瑞希はもともとの歌のスキルの高さがより一層開花された印象を強く持ち、勝田里奈はまるで歌詞の物語を紡ぐような丁寧な歌い方がベストマッチしている。曲自体もそうなのだが、特にサウンド、さらに強いて言えばリズムトラックに於いての「懐かしいハロプロっぽさ」も素敵。

 

 

4位「独り占め」/ つばきファクトリー

(2016年8月発売 DVDシングル  作詞・作曲:つんく 編曲:大久保薫

 ◎つんく♂流マイナー調歌謡風アイドルポップ2016年バージョンがここに。軽すぎず重すぎずのサウンドはつばきメン世代が聞いているような音楽を意識した?

 結成2年目のつばきファクトリー、5月に発売されたミニアルバムに続く作品はつんく♂作詞曲による「背伸び感」のあるミディアムポップ。駆け引きなどあんまりよくわかっていない頃…すなわちメンバーと同世代の主人公の「彼を独り占めしたい」気持ちを表現。決して明るい曲ではないのだけども、彼女たちの声質を考えると妥当かもしれない。ただ、数年前だとこういった曲をハロプロ×つんく♂がやるとなると、思いっきり歌謡曲的な重厚な音つくりとドラマティックな展開になりそうなところなのだが、今回は幾分「ドライ」な仕上がりにしているところも個人的に関心をももった。メンバーの世代に合わせた感じともとれるし、またメンバーが「普段聞いているような曲」的アプローチをしているのかもしれない。

このシングルの発売のあとメンバー3人の増員、さらに来年のメジャーデビュー*5が発表され、いよいよ本格的に活動がスタートするつばきファクトリー。今後グループの方向性はどのようになっていくのか注目していきたい。

 

 

3位「愛のため今日まで進化した人間 愛のためすべて退化した人間」/ アンジュルム

(2016年10月19日発売シングル  作詞:児玉雨子 作曲、編曲:炭竃智弘)

 ◎アンドロイド?のアンジュルムが人間に対して華麗に演説するようなパフォーマンスを見せる。「『次々続々』の向こう側」を早くも見せつけた。

 「泣く子も黙る」強さを身に着けた今年のアンジュルム。それを決定的に印象付けたのが「次々続々」だとすると、そこからより内面的な部分にアプローチしてみたのがこの曲なのかもしれない。なるほど作詞は「次々続々」と同じく児玉雨子氏。Aメロでは歌詞とサウンドの印象から実はアンドロイドなのでは?と思ってしまうほどにどこか機械的な雰囲気なのだが、Bメロからサビにかけては人間的な感情を一気に爆発させていく。まさに人間の「心の進化と心の退化」の両側面を感じることが出来る。個人的にはアンジュルムという名のアンドロイド軍団が人間を諭しているようにも感じた。そんな感じで聞き手を一気にその世界観に引き込ませてくれる。また、EDMではなくテクノポップの側面が強い「ダンスありき」のサウンドではないからこそその物語性がより面白味を増した印象。

 

 

2位「ムキダシで向き合って」/ モーニング娘。'16

(2016年11月23日発売シングル  作詞:星部ショウ 作曲:Jean Luc Ponpon&星部ショウ 編曲:Jean Luc Ponpon

 ◎本心を美しく「ムキダシた」11人の娘。'16の完成形がここに。集合体としての強みを改めて感じる歌は娘。の真骨頂。

ついに娘。にも星部ショウ曲が登場。角田崇徳&Daniel Melrotが中心の多国籍音楽集団「Jean Luc Ponpon」との共作は、懐かしさと新鮮さ両方を感じるアッパーなダンスチューン。過去の歴史にぶつかるしかなかった彼女達の本心が美しく溢れだしたかのような歌詞も印象的。「迫力」と「軽さ」と「拡張」の狭間で絶妙な音つくりをしていて、いわゆる昨今のハロプロでのEDM曲のようなとっつきにくさは無い。鞘師里保鈴木香音の相次ぐ卒業により11人となった娘。の歌は、全体的な印象として特に「パワー」「荒っぽさ」の部分で一気にトーンダウンした印象だったが、この曲に関してはメンバー自身のコーラスも含めてそれを逆手にとることでようやく譜久村聖小田さくらの2人が歌の軸となる形が出来たように思う。印象としては「甘く耽美的」。「セクシーキャットの演説」でもそれが十二分に発揮されているが、この曲ではその部分をより華やかに昇華させた感じがある。決してひとりひとりの歌が大きく目立つわけではないのだけども、それでも11人の歌の力を感じる仕上がりになっている。久しぶりにひとつの娘。の完成形が出来たようにも感じる。

ただし、事実として間もなく13期メンバーが発表される。出来ればこの11人のバランスを崩さない程度の歌声の持ち主であってほしい…。もしもバランス崩しそうだったらそれはそれでなんとかするんだろうけども。

 

 

1位「Dream Road ~心が躍り出してる~」/Juice=Juice

(2016年10月26日発売シングル  作詞、作曲・つんく 編曲:江上浩太郎

◎人によっては「傑作」&人によっては「問題作」。「歌の上手さ」だけでは片つけられない曲を敢えてJuice=Juiceに提供する心意気はさすがつんく♂の一言。

「少女が自信を手にする瞬間」を歌詞・メロディ・ダンスすべてに於いてコマ送りで切り取っているような感覚を覚えるこの曲。デジタルというよりはフィルム的な印象。特にサウンド全体で聞けるピアノ音は柔らかい音を奏でていて、全体的に硬質な音つくりの中で際立って印象的。220以上の公演数を数えたライブハウスツアーのクライマックスでつんく♂がこの曲を与えた意味合いは大きい。11月のグループ初の武道館公演という「大きな夢」に向かうメンバーに対しての、つんく♂からの問いかけみたいなものかもしれない。だからなのだろうか、特につんく♂外の作家の楽曲では高木紗友希を中心に歌い上げる曲が多かったJuice=Juiceが、この曲に関しては全体的にどこか心の「不安」を表しているような歌い方をしているようで興味深い。さらに言えばその「不安」を「GO!夢を追え~」の部分で「勇気」に変えている感じ。逆に考えるとそういうふうに聞き手が感じるほどに歌の表現の幅が広がったという意味なのかもしれないけども、決して「歌の上手さを誇張表現させない」つんく♂曲らしさを感じた。私はこの表現があまり好きではないけども敢えて言わせてもらう。「つんく♂にしか作れない曲」だと。

 

 

 

ベスト10の総評的なもの

下半期の順位付けは非常に難しいものでした。もしかするとその難しさは上半期以上かもしれません。こぶしファクトリーのアルバムをもう少し聞きこんでいたのなら…と考えると…。1位の「Dream Road~」に関しては2013年の娘。「愛の軍団」にも通づるようなハマり具合でした。最初は「どうなんだろ…」から始まったんですよね。こういう曲ってやっぱり個人的には強烈な印象として残ってしまうようです。4位と5位と6位ですごく悩みました。「ハロプロ楽曲大賞ノミネート曲でハロプロ外の作品」としましてはきっか曲が6位、チャオベラ曲が10位に来ました。たまにはハロプロ外の作品もベスト5に入れたいなーとは思うのですが、ここらへんは思い入れの差なんでしょうかね…?ランクイン漏れした曲の中では℃-ute「愛はまるで静電気」や「夢幻クライマックス」、こぶしファクトリー「懸命ブルース」あたりは十分にTOP10にランクインできるほどの印象を持ちましたが、逆にそれ以外の曲はあんまり…というように2016年の下半期は上半期と比べて個人的には曲の「好き嫌い」がはっきりしてしまいました。

今回は10位までにつんく♂曲が3曲と、気が付けば妙に多くなりました。上記でも述べたように「つんく♂にしか作れない曲」の強さがより明確になってきているような気がします。また、上半期はベスト10が3人ほど((つんく♂、星部ショウ、Yasushi Watanabe))の作家の曲で固まっていたのですが、今回はややそこからはバラけている印象があります。そんな中で5位の近藤薫氏はハロプロ内で「地味いい曲」のポジションを獲得しそうな感じがします。

 

 

 

さて、ここでちょっと上半期の個人的ハロプロ楽曲ベスト10を確認してみましょう。

(これ、今考えてみるとちょっと順位が違う感じがする…)

(えっ、あの曲入れていないのかよ…)

(っていうか来年の6月にはこの2016年下半期のベスト10も同じように…)

 

と、いうわけで上半期と今回の下半期、それぞれのベスト10を加味してハロプロ楽曲大賞・楽曲部門に今年も投票させていただきます。なお、投票の際のコメントは当ブログ記事内の文章をもとに加筆修正する程度のものになることを事前にお伝えさせていただきます。いちから新しいコメント考えるのはさすがにツライっす…。

 

 

 

 

年明けにはハロプロ楽曲大賞の結果と自分の投票内容とを比較して見てあーだーこーだー言う宴会的な企画もやってます。2016年バージョンは新年明けて早々に更新する予定です。2015年バージョンはこちら。


*1:アンジュルムの新メンバーの加入時期はそれぞれ異なる

*2:針すなお風イラストが賑やか&懐かしさを感じる世代のひとりこと私

*3:アレンジャーの記載無し。UP-FRONT WORKSの公式サイトには中島卓偉とあるがCDの歌詞カード自体には一切表記されていないのでサイトのほうが誤植ではないかと判断

*4:一部記述に自分のツイッター@junnkclocked)での曲感想ツイートの内容を含みます。

*5:後にデビュー日が2月22日に決定