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RE;PORT

勝手気ままに綴るのさ。主にハロプロとJ-POP。

ハロプロクラシックス探訪 ~ハロプロ楽曲のセクシー路線を考える~ 第一回 「あからさま!セクシー路線編 (その1)」

ハロプロの過去の楽曲を振り返って、あーだーこーだー言うシリーズをやってみようと思いつき、久々にブログを書いているkacraです。今回はずばり「セクシー路線」の曲について特集してみようかなと思いました。というのも、去年リリースされた℃-ute「Crazy 完全な大人」「アダムとイブのジレンマ」、Berryz工房「サヨナラ ウソツキの私」…この3作の「セクシー路線」曲を聴いて、「ああ、そもそもセクシー路線にもいろいろあるもんだな…」と改めて思ったのです。衣装やメイクのビジュアルであからさまに狙った「あからさまセクシー路線」だったり、歌詞の意味深さやサウンドの露骨なエロさにハッとさせられる「実はセクシー路線」と大まかに2つに分けられて、さらに細かく見れば色々あるように思います。ともかく歴代ハロヲタを「良い意味でも悪い意味でも惑わせた」セクシー路線について、改めて考えてみるとともに、「実はこれってハロプロの強みじゃね?」っていう方向にまとめあげたら…いいんですけど書いているうちにどうなることやら。

 

まず最初に「あからさまセクシー路線」に関して何曲か曲を挙げてみますが、とりあえず、MVの演出による作品も多いのでシングル曲のみで考えたいと思います。

 

 

① 「Motto」/ タンポポ (1999年3月10日発売・シングル)

デビューシングルの「ラストキッス」からして、ややセクシー路線のビジュアル、ボーカリゼーションもあったから、いわゆる「グループ内ユニットとしてのコンセプトを固める為の流れ」としてはこの曲が2ndシングルになるのはごく自然なものなのかもしれない。アメリカの一流ミュージシャンが参加しての本格的なバンドサウンドと、タイトル通りの「欲深さ」を切々とつづる歌詞が、歌謡曲テイストの強いメロディーと融合。メンバー3人の「吐息」をサンプリングするというのも、何気に当時としては画期的な方法だと今となって感じている。

 

② 「HEY! 真昼の蜃気楼」/ T&Cボンバー (2000年7月19日発売・シングル)


「ガタメキラ」の印象が強い太陽とシスコムーン・T&Cボンバーだが、セクシー路線を際立たせたのはラストシングルであるこの曲だろう。極限にまでぶっきらぼうなボーカルと、シタールが奏でるアジアンテイストなサウンド。そして何より年齢的な部分で全く違和感がないという意味では、歴代ハロプロの中でも貴重なもの。

 

③ 「チュッ!夏パ~ティ」 / 三人祭 (2001年7月4日発売・シングル)

セクシー…?と言われるとまたちょっと違った感じかも知れない2001年のシャッフルユニット。当時モーニング娘。石川梨華加護亜依、そしてソロデビューしたばかりの松浦亜弥が参加している。サーフロックのご機嫌なサウンドにのせて、パンツまる見えの「あからさま」な振付を見せている。ローティーンが考える「セクシー」がこんなものだったらいいなーという、つんく♂Pの親心が垣間見れたような気がする。だから、敢えての「あからさまセクシー路線」にエントリーさせてみた。

 

④ 「色っぽい女 ~SEXY BABY~」/ カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)(2002年4月17日発売・シングル)


2001年よりカントリー娘。のメジャーデビューとともに石川梨華モーニング娘。卒業はまだ先の事)を加えて参加。さらにこの楽曲から「セクシー担当」として里田まいが加入している。そんなわけで曲から衣装、そして振付にMV演出とすべてにおいて「少年が求めるセクシー路線」を具現化させたようなトンデモな仕上がりになっている。後に紹介する美勇伝は、なんとなく「オヤジキラー」的な感じがしたので。

でも真のセクシーはあさみが鍵を握っていたような気がしないでもな(ry

 

⑤ 「The 美学」 / 松浦亜弥 (2002年9月19日発売・シングル)

この曲を敢えて「あからさまセクシー路線」と捉えたのは、つんく♂P版リッキー・マーティン「Livin' La Vida Loca」みたいな楽曲だったからなのかもしれない。郷ひろみが1999年に「GOLD FINGER ’99」としてカヴァーしてたのだけど、その郷ひろみを彷彿させるようなつんく♂の「カモーン」ボイスとか、トランペットの高らかな音とか…で、それに乗せられてちょくちょくドキッとするような歌詞をねじ込ませて、そしてあややが腰をグラインド…と「組み立てられて作られたセクシー路線」とも考えられる。

 

⑥ 「うわさのSEXY GUY」/ 後藤真希 (2003年3月19日発売・シングル)

前述のカントリー娘。石川梨華の曲と、似たスタイルでありながらもよりクールな方向性に持って行ったのが、後藤真希モーニング娘。。卒業後初のオリジナル曲でのシングルとなるこの曲なのかもしれない。スパイ映画のような渋いギターが印象的なポップチューン。デビルをイメージしたような「あからさま小悪魔」衣装には苦笑したけど、でもそれが妙に似合ってしまうごっちんのアイドル性もやっぱりさすがとしか…。子豚がつんく♂ボイス担当のMVはナイスアイデア

 

⑦ 「SEXY NIGHT ~忘れられない彼~」/ ROMANS (2003年8月20日発売・シングル)

つんく♂Pの考える「セクシー路線」の究極系。当時モーニング娘。石川梨華矢口真里カントリー娘。里田まい、当時メロン記念日斉藤瞳、当時ココナッツ娘。のアヤカ…今思えば物凄く色んな意味でドリームユニット(笑)による唯一のシングル曲。ともすれば見た目のケバさばかりに目が行きがちなのだが、それさえ乗り越えればAKIRAによるバウンシーなR&Bトラックといい、ドリーミーな歌メロとソリッドなラップの融合度といい、曲自体はかなり気合の入った仕上がりになっている。何気に今のハロプロメンバーで歌うとすればどのような人選になるか一番気になる曲。

 

⑧ 「LOVE LIKE CRAZY」/ 後浦なつみ (2004年10月6日発売・シングルc/w)

最初はシングル表題曲になる予定だったが、発売日の…確か一か月くらい前になって急きょ「恋愛戦隊シツレンジャー」(動画)に変更になり、両A面でも無くまさかのカップリングに成り下がってしまったいわくつきの楽曲。これまでのつんく♂特有のセクシー路線とは違い、若干中国・韓国系のガールズグループをイメージしたビジュアル(髪型の統一やMVの演出など)なのかな…と。セクシーさも確実に狙ってはいるんだろうけど、違和感しか感じなかったのが残念。ただ、後に後藤真希がソロライブで見事なまでに楽曲を昇華させてたのには感動したな…。

 

 

ちょっと予想以上に数が多いので残りは次の記事で公開することにしまして…ここまで書いてみて、改めてつんく♂曲の「歌謡曲テイスト+セクシー目のビジュアル」のインパクトの強さに圧倒されてしまいましたね…。あとはやっぱり「エルダーグループ」在籍時はさすがにセクシー路線も多かったんだなーと改めて感じました。次回は現在に至るまでの「あからさまセクシー路線」曲の紹介と、少しばかり「セクシー路線の今後」についても考えてみたいと思います。果たしてセクシー路線は今後もハロヲタに受け入れられるのだろうか…?

 

 

第二回「あからさま!セクシー路線(その2)」に続く…