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勝手気ままに綴るのさ。主にハロプロとJ-POP。

【曲の良し悪し】2017年上半期ハロプロ楽曲個人的ベスト10 【人それぞれ】

ハロプロ楽曲勝手に順位づけ&自己満コメント企画2017上半期バージョン

どうも、ハロ曲語りたがりおじさん、kacuraです。

 

今年もそろそろこの季節。ハロプロやその周辺で昨年12月~今年5月までにCDもしくは配信で発売された楽曲*1の中から、個人的な嗜好と感覚だけで順位を決めてしまう自己満企画です。毎年毎年悩みに悩んで選考しているのですが、今回のノミネート作品を見てみると、今まで「ベスト10」でやってきたのですが今回は…

 

 

「ベスト5だけにしようかな…」

 

 

と思ってしまいました。個人的な感覚の劣化なのか、全体的な楽曲のレベルの低下なのか、正直定かではないところがありますが、個人的な違和感としてひとつあげられるのが「℃-uteの今年の曲がどれも『旅立ちと感謝』のメッセージによりすぎている」というのがありまして、なんとも順位をつけづらい点の一つになってはいます。ひとつひとつの楽曲の出来は良いのですが、もう少し幅を利かせてほしかったなというのが正直なところです。

いろいろほざいてしまいましたが、自分の感覚を研ぎ澄ませてなんとかベスト10をまとめることが出来ました。では、さっそく10位から6位まで。

 

 

  

 

10位「キスより先にできること ('15 5人Ver.)」/カントリー・ガールズ

作詞:児玉雨子 作曲:魚住有希 編曲:菊谷知樹 (2016/12/17 V.A. AL「プッチベスト17」tr.15)

 

9位「ピーナッツバタージェリーラブ」/ カントリー・ガールズ

作詞:エリック・フクサキ三浦徳子 作曲:エリック・フクサキ 編曲:平田祥一郎(2017/2/5 SG)

 

8位「凛 (RIN)」/ ℃-ute

作詞:理姫 作曲:奥脇達也 編曲:板垣祐介 (2017/5/3 AL「℃OMPLETE SINGLE COLLECTION」DISC6 tr.14)

 

7位「Goal ~明日はあっちだよ~」/ Juice=Juice

作詞、作曲・近藤薫 (2017/5/19 Digital SG)

 

6位「Just Try!」/ つばきファクトリー

作詞、作曲:つんく 編曲:大久保薫(2017/2/22 SG)

 

 

10位は稲場愛香復活と魚住有希楽曲提供祈願の意味も込めて。このドキドキ感はハロ曲ではもはや稀少になってきましたね…。9位はド頭のももち歌唱に酔いしれるアップフロントの若兄貴「エリック・フクサキ」作詞曲のドリーミー・ポップ。ももち以外の歌がもう少し個性が出てくればもっと順位は上だったのですがね…。8位は「今の℃-uteでやる完全無欠のアイドルソング」。それぞれの夢に向かうメンバー同士の「また逢おう」と、℃-uteとファンの「また逢おう」のダブルミーニング的な歌詞が印象的。7位はライブで先に披露され音源化が待たれていた曲。爽やかに駆け抜けるエモーショナルさは、ライブを重ねるごとにメンバーの歌に浸透している感じがします。懐かしめのサウンドもナイス。6位はつんく♂流スルメ曲2017。曲の中で随所にメンバーを輝かせるポイントがあるあたりはさすがのプロデュース力です。やっぱり他の外部作家曲と比べて曲の中での歌の「役割分担」が明確なんですよね…。

 

 

続いて5位から1位の発表。

 

 

 

5位「再生~私はここにいるわ~」/ 道重さゆみ

作詞:児玉雨子 作曲、編曲:大久保薫(2017/5/1 Digital AL「SAYUMINGLANDOLL~再生~オリジナルサウンドトラック」※4/10 公演会場、e-LineUP!MallでCD盤先行発売)

再生公演のサウンドトラックより。CD自体は現時点では一般発売はされていないものの、この曲を含む2曲が5月に配信限定でリリースされたことによりランクイン。EDMポップはやはりキャッチーでないと…と気づかされるとともに、これまでにない「強い」歌声がやたらと新鮮で、ファンはたまらないものがあったように思う…。道重の歌とEDM~エレクトロポップ…というか大久保薫サウンドとの相性はモーニング娘。時代から良さを見せていたのは周知の事実だが、まさかこんなにも「生々しく人間的」な歌で聞かせてくれるとは…*2正直そういう部分では今年一番の衝撃。自分はいわゆる「再生の物語」ことSAYUMINGLANDOLL公演は残念ながら行けていないのだが、そのリード曲としては実に素晴らしい仕上がりである。

 

 

4位「ファイナルスコール」/ ℃-ute

作詞、作曲:SHOCK EYE 編曲:草野将史、soundbreakers   (2017/3/29 SG)

湘南乃風SHOCK EYE提供曲第3弾。スコールの激しさのごとく、「サヨナラ」とい言葉と現実を搔き消すようにメンバーとファン一体となって想いを叫ぶような曲に仕上がっている。バンドサウンドとストリングスが印象的な、まさに今のJ-POPの王道を行くようなアレンジのキャッチーさも秀逸。歌はCメロや落ちサビの部分など、音数の少ない場所で言葉を噛みしめるように歌っているのが印象的。ただ、正直なことを言ってしまうと実際私も、℃-uteの最後のシングルにつんく♂の2曲を挟んでこの曲が入ったことには、やはり思うところはある。それでも考え方を変えれば、SHOCK EYEにはある意味「新規team ℃-ute代表」*3としての目線、というか立ち位置でこんな曲を提供したんじゃないかと思う。そういう意味では非常に評価できるのではないのでしょうか?

 

 

3位「うるわしのカメリア」/ つばきファクトリー

作詞:児玉雨子 作曲、編曲:加藤裕介 (2017/2/22 SG)

大正ロマンと二次元的学園生活をシンクロさせたMVのように、旧カナで表現された歌詞がまるでアニメのヒロインを想起させてくれる不思議な世界で、つばきファクトリーのキュートな一面がハマっている。児玉雨子の作詞スタイルの真骨頂である物語を紡ぐような歌詞と、加藤裕介によるレトロ要素を汲んだポップなサウンドも聞いていて楽しい。個人的に歌声が良いなと感じたのは浅倉樹々で、この曲のようなかわいらしい感じがルックスはおろか歌でもハマってしまう…。今後どのようなスタイルをとっていくのかはまだまだ定かではないが、トリプルA面でこのような曲が出てくることによって少なくとも今後も楽しませてくれそうな感じがしてきた。

 

 

2位「Good Boy Bad Girl」/ カントリー・ガールズ

作詞:児玉雨子 作曲:星部ショウ 編曲:宮永治郎(2017/2/5 SG)

 前作「どーだっていいの」から続く懐メロロック路線が、この渋めのブルースロックによって一気に仕上げてきた印象。星部ショウのメロディちょっとかっこよすぎやしないか…?あと、宮永治郎のアレンジの「ハマるとかっこいい」感じは、実は今のハロプロサウンドの中では貴重だと思う…。個人的にはもはや鈴木俊介と対になってほしいくらいの存在。一方、歌のほうに目を向けると嗣永桃子はもちろんのこと、他のメンバーの歌が負けず劣らずしっかりカッコよさを追求していて頼もしい限り。その中でも特に小関舞が頑張っている。おぜこかっこいいよおぜこ。そんな中でもいきなり間奏のダンスが「花いちもんめ」になるなどカントリー・ガールズらしいコミカルさも保っているのがまた面白い。まさに、現体制カントリー・ガールズの集大成。6月に嗣永の卒業、芸能界引退が控えているが果たしてその先はどんな路線になるのだろうか…?

 

 

1位「ジェラシー・ジェラシー」/ モーニング娘。'17

作詞、作曲:つんく [Rap Arrange:U.M.E.D.Y.] 編曲:大久保薫 (2017/3/8 SG)

 昨今のつんく♂曲のモーニング娘。曲があまりにも力が入りすぎていて、完成度は高いのだけども同時に「もう少し崩してもいいのにな…」と思っていたのだが、この曲はその「崩し」加減が絶妙。エレクトロ要素、4つ打ちのリズムながら比較的緩めのグルーヴで、女の子特有の劣等感を持ちながらも健気に生きる姿を描く歌詞は、まさにつんく♂の女性アイドルプロデュースの真髄とも言える内容。ラップもインパクトの強いフレーズが続々登場して曲の「賑やかし」に一役買っている。残念ながらヘルニアによる療養中だった佐藤優樹が参加していないが、小田&譜久村を中心に「ムキダシで向きあって」で開花した「甘く耽美的」な歌声を響かせている。野中美希が2番Bメロのソロパートをもらえているのだが、この部分がまた印象的で…。それこそ裏テーマ的にこの曲の歌詞は野中に非常に似合っているな…みたいな点で微笑ましったり。そんな「娘。ならではの楽しさ」を久しぶりに感じた曲。

 

 

ベスト10の総評的なもの

はっきりいってベスト3は簡単に決まった感じです。道重さゆみをどこにしようか非常に迷いましたが、これは本当に「歌の力」でベスト5に入ってきた感じがします。それくらい音源を聞いて衝撃だったのです。2016年下半期ベスト10での総評にも書いたのですが、どうにも好きな曲と嫌いな曲の差が今回も激しかったように思います。それだけ多種多様な曲が来たという証拠なんでしょうけども…。

作家陣に目を通すと、児玉雨子作詞の曲がベスト10の中に4曲と、かなり高い確率でランクインしています。これはもうさすがですよほんと。コミカルなかわいさと女性らしい強さ、その両方で着実に楽曲派の心を掴んでいる印象です。つんく♂曲は2曲。その独自性は相変わらず強いものがあります。エリック・フクサキ魚住有希あたりの再登板は是が非でも期待したいところですが…。

 

下半期はまず6月にようやくこぶしファクトリーアンジュルムのシングルが発売されます。そして嗣永桃子の記念アルバムに夏焼雅のユニット「PINK CRES.」のファーストミニアルバムとなぜか急にアルバムリリースラッシュです。グループによってはコンサート・ライブでしか披露していない曲も多くなってきたので、ハロプロのオリジナルアルバムを期待したいところですが、その代わりに配信限定で作品をリリースする傾向がみられるようになってきました。これはこれでいい傾向なのですが、やはりCD作品と比べるとどうしても地味な印象がぬぐえないのですが…。これも時代なんでしょうかねえ…。*4

 

 

 

去年下半期のベスト10はこちら。アイキャッチ画像はアプカミREC風景映像よりたいせい氏。なぜこの瞬間のキャプチャなのかは知る人ぞ知るって感じでしょうかね?


 

年明けにはハロプロ楽曲大賞の結果と自分の投票内容とを比較して見てあーだーこーだー言うひとり宴会的な企画もやってます。今年1月の「ハロプロ楽曲大賞2016」に関してはこちら。

 

 

 

*1:一部、会場での先行発売作品を除く、一般発売され次第ノミネートに追加というスタイル

*2:しかもそれが一番現れているのがサビだったりする。快感。

*3:レペゼン新規チムキューチェケラッチョ

*4:そう考えるとつんく♂プロデュース時代のハロプロのアルバムのリリース頻度、ちょっと驚異的…。